学校選びのコツを知ろう!

フィリピン留学は数多くの語学学校が存在し、どの学校を選ぶべきか迷ってしまうこともあるでしょう。
今回は、語学学校を選ぶ際に考慮すべきポイントを解説します。
留学の目的や学校の特徴、校風などを把握することで、自分に最適な学校を見つけることができるでしょう。
価格で選ぶ
まず一つ目にご紹介する語学学校選びのポイントは、「自分の決めた予算から語学学校を選ぶ」ということです。なるべく価格を抑えて留学したいという方は、滞在費や授業料の安い語学学校の中から選ぶのがおすすめです。
フィリピン留学の費用は、以下のような要素で決まります。
– 地域(都市部であるほど高くなる)
– 施設(施設や食事が豪華であるほど高くなる)
– 講師(ベテラン講師やレベルが高い講師が多いほど高くなる)
– カリキュラム(マンツーマンレッスンが多いほど高くなる)
– 部屋割り(シェアする人数が少ないほど高くなる)
一般的に、4週間の留学で14万円から19万円程度が相場です。しかし、中には10万円以下で留学できる格安な語学学校もあります。ただし、あまりにも安すぎると、施設や講師の質が低かったり、サポートが不十分だったりする可能性もあります。自分にとって必要なものと不要なものを明確にして、コスパの良い語学学校を選びましょう。
立地やエリアで選ぶ
次にご紹介する語学学校選びのポイントは、「立地やエリア」から語学学校を選ぶことです。フィリピン国内にはセブ島やバギオ、クラークなど、語学留学が可能なエリアがいくつかあります。それぞれのエリアには以下のような特徴があります。
– セブ島:観光地として有名なビーチリゾート。語学学校数も多くフィリピン留学一番人気のエリア。日本人生徒が多い学校や、中長期だとやや費用が高くなる学校も一部あり。
– バギオ:マニラから陸路で7時間ほどの高地にある地域。スパルタの名門校が多く、費用も割安な学校が多い。
– クラーク:マニラから陸路で2時間ほどの経済特区地域。元米軍基地があったエリアのため、ネイティブ講師による授業が可能な学校がある。
– バコロド:マニラから飛行機乗り換えでアクセスする離島。日本人生徒が少なく、のんびりとした地方都市ならではの雰囲気が人気。
– ダバオ:フィリピンで一番治安の良いとされる地域。海や山に囲まれた大自然の中で快適に勉強ができる。
– マニラ:フィリピンの首都。エリアによっては治安に不安があるため、安全なエリアを選ぶことが重要。
自分の理想とする留学生活に合わせて、エリアを選ぶことが大切です。例えば、ビーチでリゾート気分を味わいたいならセブ島、スパルタ環境で集中して勉強したいならバギオ、ネイティブ講師と話したいならクラークなど、自分の目的に合ったエリアを選びましょう。
校風で選ぶ
続いてご紹介する語学学校選びのポイントは、「校風」から語学学校を選ぶことです。フィリピン留学で選べる語学学校には以下の3つの校風があります。
– スパルタ校:平日は学校外への外出が禁止され、毎日強制自習や小テストがある厳しい環境。母国語禁止ルールも徹底されており、英語漬けの生活ができる。日本人比率は低く、費用も安い。
– セミスパルタ校:平日は授業後に外出自由だが、母国語禁止ルールや強制自習など一部スパルタ要素がある環境。英語を使う機会は多いが、息抜きもできる。日本人比率は中程度。
– ノンスパルタ校:平日も外出自由で、母国語禁止ルールや強制自習などスパルタ要素がない環境。英語を使う機会は少ないが、自由度が高い。日本人比率は高く、費用も高め。
自分の性格や目的によってベストな校風は変わってきます。例えば、英語力を劇的に伸ばしたいならスパルタ校、勉強と遊びを両立したいならセミスパルタ校、楽しく留学したいならノンスパルタ校など、自分に合った校風を選びましょう。
カリキュラム内容で選ぶ
次にご紹介する語学学校選びのポイントは、「カリキュラム内容」から語学学校を選ぶことです。フィリピン留学で選べる語学学校には、以下のようなカリキュラム内容があります。
マンツーマンレッスン:一人の生徒に一人の講師がついて、個別に英語を教えるレッスン。生徒のレベルやニーズに合わせて、カスタマイズされた授業が受けられる。一日に4時間から8時間まで選べる。
グループレッスン:4人から10人程度の生徒と一人の講師が一緒に、共通のテーマやスキルについて英語を学ぶレッスン。コミュニケーション力や発音力を向上させることができる。一日に2時間から4時間まで選べる。
ネイティブレッスン:ネイティブスピーカーの講師と一対一で英語を学ぶレッスン。発音やイントネーション、文化などを学ぶことができる。一日に1時間から2時間まで選べる。
自分の目的や弱点によって最適なカリキュラム内容は変わってきます。例えば、英語力全般を伸ばしたいならマンツーマンレッスン、話すことに自信がないならグループレッスン、ネイティブと話せるようになりたいならネイティブレッスンなど、自分に合ったカリキュラム内容を選びましょう。
口コミや評判で選ぶ
最後にご紹介する語学学校選びのポイントは、「口コミや評判」から語学学校を選ぶことです。フィリピン留学の語学学校は、公式サイトやパンフレットだけでは分からない実際の様子があることが多いです。そこで、実際に留学した人の口コミや評判を参考にすることが重要です。
口コミや評判は、以下のような方法で探すことができます。
インターネット:ブログやSNS、動画サイトなどでフィリピン留学の体験談を検索する。語学学校の公式サイトや留学エージェントのサイトにも口コミが掲載されている場合がある。
留学エージェント:フィリピン留学を手配してくれるエージェントに相談する。エージェントは多くの留学生の声を聞いており、客観的な情報を提供してくれる。
現地見学:フィリピン留学前に現地に行って、語学学校の見学や体験入学をする。自分の目で確かめることができる。
口コミや評判は、語学学校の良い面だけでなく、悪い面も知ることができます。例えば、施設や食事の状況、講師や生徒の質、サポート体制など、実際に留学した人ならではの感想を聞くことができます。ただし、口コミや評判は個人の主観によるものなので、一つの情報に偏らずに、幅広く集めて比較することが大切です。
まとめ
以上、フィリピン留学の語学学校選びのコツを5つご紹介しました。
フィリピン留学は、自分に合った語学学校を選ぶことが成功のカギです。自分の目的や予算、性格などを考えて、慎重に語学学校を選びましょう。
フィリピン留学で英語力を向上させるためには、語学学校だけでなく、自分自身の努力も必要です。フィリピン留学で英語を楽しく勉強しましょう。