フィリピン留学は太るって本当?噂の真相を解説
「フィリピン留学をすると太る」という口コミや体験談を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
実際に、留学生活中に体重が増えてしまったというケースは少なくありません。
ではなぜそのような現象が起きるのか、留学中の食生活・生活習慣の変化から詳しく解説します。
フィリピン留学の食事スタイル|3食付きが基本

多くの語学学校では朝・昼・晩の3食付きが一般的です。
食事内容は日本とは異なる特徴があり、太りやすさの要因となります。
- 油を多く使った料理が中心
揚げ物や炒め物が多く、脂質を無意識に摂取してしまいます。 - 生野菜が少ないため野菜不足になりやすい
サラダのような生野菜は少なく、温野菜や炒め野菜が中心。 - ご飯(白米)が必ず付く
糖質制限をしている人にとっては大きなハードル。 - 甘いお菓子やジュースが日常的に手に入りやすい
コンビニやスーパーで買える飲み物は「砂糖水」と言っても過言ではないほど甘い。
普段あまり馴染のないフィリピン料理ですが、結構おいしいんです。
元々、留学生向けの味付けをしているので私たち日本人でも
おいしくいただけます。
しかし「ヘルシーか」と言われれば、実はあまりヘルシーではありません…
さらに、フィリピンではフルーツがとても身近です。
マンゴーやバナナ、パイナップルなど美味しい果物が手軽に食べられます。
ビタミン補給には最適ですが、つい食べすぎるとカロリーオーバーの原因になります。
コンビニで水以外の飲み物は基本的に全部甘いです笑
フィリピン留学で太る人の典型的なパターン
留学中に体重が増えてしまう人には、次のような行動パターンがあります。
- 普段は1〜2食しか食べない人が、3食しっかり食べるようになる
- 甘いもの好きで、間食にフィリピンスイーツやジュースを取ってしまう
- ストレスでお菓子を買ってしまう
- 糖質制限をしていた人が、ご飯の回数が増えるため太りやすくなる
- 普段はよく歩く仕事をしている人が、1日5〜8時間の座学生活に変わる
特に「普段2食派」の人が、留学をきっかけに規則正しく3食取るようになると、
それだけでカロリーオーバーになります。
普段、朝・昼・夕飯をきっちり食べる人は意外と少ないのではないでしょうか。
朝は食べないで朝昼兼用で1日2食。という人はきっちり3食食べると太ってしまう
原因になるはずです。
また夕食の時間も要注意です。
学校によっては18時ごろに夕飯が提供されますが、
普段22時ごろに夕食を取っていた人にとっては「寝る前に小腹がすく」状況になり、
間食の頻度が増えてしまうこともあります。
また普段はよく歩くお仕事をされている人にとっては
普段は意識していなかった運動をしなくなってしまうために
カロリーが消費されない現象が起きてしまいます。
フィリピン留学で太りやすい3つの理由

1. 食事の質と量の変化
普段は不規則だった食事が「規則正しい3食習慣」になり、食べる回数が増加。さらに脂質・糖質の摂取量も増えるため、太りやすい環境が整ってしまいます。
2. 運動不足
語学学校の授業は基本的に座学です。日本で通学や通勤、立ち仕事などで自然に消費していたカロリーがゼロになり、1日中座りっぱなしという生活が続くことで基礎代謝も低下します。
3. ストレスと間食
異文化環境での生活は、言語の壁や慣れない習慣からストレスを感じやすいもの。気づけば甘いお菓子や飲み物に手を伸ばしてしまい、余分なカロリーを摂取してしまいます。
皮肉なことに「規則正しい食生活」が、逆に太る原因になるケースが多いのです。
フィリピン留学で太らないための工夫
「フィリピン留学=太る」を避けるためには、小さな工夫が大切です。
- ご飯は少なめに盛り、野菜やタンパク質を意識して多めに取る
- スーパーや市場で生野菜やフルーツを買い足し、栄養バランスを調整する
- 校内や街を散歩する、近くのジムを利用するなど運動習慣を維持する
- 甘い飲み物は避けて水や無糖のお茶を選ぶ
- ストレス解消は食べ物に頼らず、友達との会話や趣味の時間を活用する
ちょっとした意識の違いで、体重の増加を防ぎつつ健康的な生活を送ることが可能です。
まとめ|フィリピン留学で太るかどうかは生活習慣次第

「フィリピン留学をすると太る」という噂は、一部は事実です。
ただしそれは、環境の変化によって食べる量が増え、動く量が減り、間食が増える人に当てはまるもの。
逆に、食事を工夫し、適度に運動し、ストレスを上手にコントロールできれば、
太らず健康的な留学生活を送ることができます。
むしろ、日本にいるときよりも規則正しい生活を習慣化できるチャンスになることもあります。
これから留学を考えている方は、「食事」「運動」「間食」の3つを意識して、
フィリピン留学をより良い経験にしてみてください。