はじめに

「セブ島留学って日本人ばかりなの?」「本当に英語力は伸びるの?」「現地での生活はどうなんだろう?」
セブ島留学を検討している多くの方が抱くこうした疑問や不安。確かに、インターネット上には様々な情報が溢れていますが、実際の現地事情や日本人留学生の実態について、正確で包括的な情報を得るのは簡単ではありません。
この記事では、フィリピン現地に10年以上在住し、数千人の日本人留学生をサポートしてきたフィリピン留学村の視点から、セブ島留学における日本人の実情を詳しく解説します。単なる語学留学で終わらせない、「年収と働き方を変えるためのフィリピン留学」として、語学習得から海外インターン、現地就職まで、あなたの次の3ステップを一緒に描いていきましょう。
セブ島留学における日本人比率の実態

学校別の日本人比率とその背景
セブ島の語学学校における日本人比率は、学校の運営母体や立地、時期によって大きく異なります。現地調査によると、日本人経営の学校では70-90%が日本人学生である一方、多国籍経営の学校では30-50%程度に留まることが多いのが実情です。
Cebu Blue Ocean Academyのような多国籍環境を重視する学校では、韓国人、台湾人、ベトナム人、中東系の学生など、様々な国籍の学生と学習できる環境が整っています。一方、IMS Academyでは国際交流を重視しつつも、日本人学生へのサポート体制を充実させています。
時期による変動パターン
日本人比率は時期によっても大きく変動します。特に以下の期間は日本人学生が増加する傾向にあります:
- 7-8月(夏休み期間):大学生の長期休暇
- 2-3月(春休み期間):卒業前の学生や新年度準備
- 9月:転職活動前のスキルアップ需要
- 1月:新年の目標設定による留学開始
現地在住者の観察では、「コロナ禍以降、教育移住に関する相談が非常に増えている」とのことで、短期留学だけでなく、長期的な海外生活を見据えた留学生が増加しています。
日本人比率が高い環境のメリット・デメリット
メリット:
- 初心者でも安心して留学生活をスタートできる
- 日本語でのサポートが充実している
- 同じ目標を持つ仲間とのネットワーク形成
- 緊急時の対応が迅速
デメリット:
- 授業外で日本語を使ってしまう機会が増える
- 英語使用の強制力が弱くなる
- 多様な文化体験の機会が限定される
セブ島の語学学校選択ガイド

初心者向け学校の特徴
英語初心者の方には、日本人サポートが充実した学校がおすすめです。CG ACADEMY Baniladでは、初心者向けのカリキュラムと日本人スタッフによるきめ細かいサポートを提供しています。
基礎からしっかりと学べる環境として、以下の要素を重視することが重要です:
- 段階別カリキュラム:レベル別のクラス分けと個別対応
- 日本人スタッフの常駐:生活面から学習面まで包括的サポート
- マンツーマン授業の充実:個人のペースに合わせた指導
- 学習環境の整備:集中できる自習室や図書館の完備
中上級者向けの選択肢
ある程度の英語基礎がある方は、より実践的な環境を求めることが多いでしょう。English Fella 2のようなスパルタ式の学校では、厳格なルールの下で集中的に学習できる環境が整っています。
中上級者が重視すべきポイント:
- 多国籍環境:様々な国籍の学生との交流機会
- ビジネス英語コース:実務で使える英語スキルの習得
- 試験対策プログラム:TOEIC、IELTS等の資格取得支援
- インターンシップ機会:現地企業での実務体験
親子留学・教育移住対応校
近年増加している親子留学や教育移住のニーズに対応する学校も増えています。現地在住者によると、「現地の学校であれば、年間15万円から20万円程度で安く英語が学べ、授業はすべて英語で行われる」とのことです。
ただし、「日本と教育テキストが異なるため、フィリピンで勉強すると算数や理科が弱くなる可能性がある」という課題もあります。そのため、短期体験から始めて段階的に移住を検討することが重要です。
セブ島留学の生活環境と日本人への配慮

宿泊施設の種類と特徴
セブ島の語学学校では、主に以下の宿泊タイプが提供されています:
学校寮タイプ:
- 1人部屋:集中学習環境、プライバシー確保
- 2-4人部屋:国際交流機会、費用削減効果
- 大部屋:最も経済的、コミュニティ形成
外部宿泊タイプ:
- ホテル滞在:快適性重視、社会人に人気
- コンドミニアム:中長期滞在、家族連れ対応
- ホームステイ:現地文化体験、語学環境
CG ACADEMY Spartaでは、スパルタ式の学習環境に適した寮生活を提供し、集中的な学習をサポートしています。
食事環境と日本人の適応
多くの日本人が気になる食事環境について、現地の状況は大きく改善されています。日本人経営の学校では、日本食を中心としたメニューが提供されることが多く、「毎日の食事を日本人シェフが作る日本食中心のメニューを朝、昼、晩の3食提供」する学校も増えています。
ただし、現地在住者のアドバイスとして「日本と比べすぎることが失敗の原因」であり、「日本は親切丁寧で徹底的に何でもやってくれる社会だが、フィリピンではそうではないため、その比較から不満が生じる」ことを理解しておくことが重要です。
安全面と医療体制
セブ島の治安は地域によって大きく異なります。ITパークやアヤラモール周辺などの商業地区は24時間警備が配置され、比較的安全です。一方、ローカルエリアでの夜間外出は注意が必要です。
医療面では、私立病院での医療サービスは国際水準に達しており、日本語対応可能な病院も存在します。ただし、医療費は高額になる可能性があるため、海外旅行保険の加入は必須です。
英語学習効果と日本人特有の課題

フィリピン人講師の指導力
フィリピン人講師の英語力について、多くの日本人が気にする発音の問題ですが、「一般的に、大学を卒業したフィリピン人教師の多くは、ナチュラルで聞き取りやすいアメリカ英語を話す」のが実情です。
特に語学学校では、「教師の採用時に、発音に関する厳しい基準を設け、採用後はネイティブスピーカー確認による厳しいトレーニングを実施」している学校が多く、指導品質の向上に努めています。
日本人学習者の典型的な課題
現地での指導経験から見える日本人学習者の特徴:
- 文法知識は豊富だが実践力不足:「日本語で英文法の勉強をしてきたので、英語の文法用語がわからない」ケースが多い
- シャイネス(恥ずかしがり):「初日の授業で”Don’t be shy”と3回も言われた」という体験談も
- 完璧主義傾向:間違いを恐れて発言を控える傾向
- リスニング・スピーキングの弱さ:読み書き中心の日本の英語教育の影響
効果的な学習方法
これらの課題を克服するための具体的アプローチ:
マンツーマン授業の活用:
- 個人のペースに合わせた指導
- 恥ずかしがらずに質問できる環境
- 弱点の集中的な改善
グループ授業での実践:
- 他国籍学生との討論・プレゼンテーション
- 実践的なコミュニケーション能力の向上
- 多様な英語アクセントへの慣れ
授業外での英語使用:
- 英語オンリーポリシーの活用
- 現地人との交流機会の創出
- 英語日記・SNS投稿の習慣化
費用対効果と経済的メリット
留学費用の詳細分析
セブ島留学の費用対効果は、他の英語圏留学と比較して圧倒的に優位です。具体的な費用目安:
1ヶ月留学の場合:
- 学費・宿泊費:15-25万円
- 生活費:3-5万円
- 航空券:5-8万円
- 合計:23-38万円
3ヶ月留学の場合:
- 学費・宿泊費:40-60万円
- 生活費:10-15万円
- 航空券:5-8万円
- 合計:55-83万円
これは欧米留学の約1/3-1/4の費用で、マンツーマン授業を中心とした密度の高い学習が可能です。
長期的な投資価値
単なる語学留学で終わらせず、キャリア形成の投資として考えることが重要です。現地在住者によると、「TOEIC650-700でフィリピン就職が現実的」であり、「東南アジア全域でのビジネスチャンス拡大、日系企業就職も有利になる」とのことです。
フィリピンは「平均年齢24歳という若年層中心の人口構成で、活力ある経済」環境にあり、「経済発展による心理的な好影響(元気をもらえる環境)」も期待できます。
実例・体験談

大学生の短期留学成功事例
20代前半の男性大学生は、「4月から大学に行くので、それまでの空いている時間を使って留学」を決意しました。兄が1年間の留学で英語力を大幅に向上させた体験を見て、「英語が話せるという感覚を味わってみたくなった」とのことです。
2週間の留学で彼が得た成果:
- 初日に「Don’t be shy」と言われたことで、「やってやる!」という気持ちに変化
- 英語で文法を学ぶことで、「世界のスタンダードを英語で教わったような気がした」
- 「4月から英語が厳しい大学に入る。そのスタートダッシュをきる為の練習になった」
学校への満足度は85点と高評価でしたが、「日本人が多いことで、どこか甘えが出てしまう」という課題も指摘していました。
親子留学の実践事例
30代女性は3歳の子どもを連れて親子留学を実施しました。「3歳の子どもを連れているので近場で安いというのはとても大きなメリット」と評価しています。
現地在住者によると、親子留学で重要なのは学校選択で、「現地が外国人や日本人に対してどれだけウェルカムかという点」を重視し、「日本語や英語があまりできない日本人に対しても嫌な顔をせず、『また違う国籍の人が増えて学校が楽しくなる』といった大らかな雰囲気のところが良い」とアドバイスしています。
教育移住検討者の長期滞在体験
40代夫婦は子どもの教育環境を求めて教育移住を検討し、まず短期滞在で現地調査を実施しました。現地在住者によると、「子供が現地に適応できない、馴染めない理由で多いものは言葉」であり、「言葉に慣れるまでは相手の言っていることが分からず、友達が作れない」ため、「移住前に一旦留学を挟むケースが多い」とのことです。
この家族は段階的アプローチを採用し、まず親が語学留学で現地環境を確認し、次に親子で短期滞在、最終的に教育移住を決定しました。「日本の1/10~1/20程度の学費で英語漬け環境」が実現でき、「幼少期から英語教育が標準的なフィリピン私立学校」での教育を受けることができています。
よくある質問(FAQ)
Q1: セブ島留学で日本人ばかりの環境は英語学習に悪影響ですか?
A: 日本人比率が高い環境にもメリット・デメリットがあります。初心者の場合、日本語サポートがあることで安心して学習をスタートでき、同じ目標を持つ仲間とのネットワーク形成も可能です。ただし、授業外でも英語を使う意識的な努力が必要です。多国籍環境を求める場合は、韓国系や多国籍経営の学校を選択することをお勧めします。
Q2: フィリピン人講師の英語力や発音に問題はありませんか?
A: 大学卒業のフィリピン人講師の多くは、自然で聞き取りやすいアメリカ英語を話します。語学学校では採用時に発音基準を設け、採用後もネイティブスピーカーによるトレーニングを実施しています。TOEIC、TOEFL、IELTSなどの国際試験でも多国籍の発音が出題されるため、フィリピン英語に慣れることは実践的です。
Q3: セブ島の治安や生活環境は日本人にとって安全ですか?
A: ITパークやアヤラモール周辺などの商業地区は24時間警備が配置され、比較的安全です。ただし、夜間の一人歩きや人気のない場所への外出は避けるべきです。タクシー利用時はGrabアプリを使用し、貴重品管理を徹底することが重要です。多くの語学学校では安全指導を実施しており、適切な注意を払えば安全に留学生活を送れます。
Q4: 留学後のキャリアにどのような影響がありますか?
A: セブ島留学は単なる語学習得で終わらず、キャリア形成の重要な投資となります。TOEIC650-700レベルに到達すれば、フィリピン現地就職や東南アジアでのビジネスチャンスが広がります。日系企業の海外展開も活発で、英語力と現地経験を活かした転職機会も増加しています。語学×インターン×就職支援の3ステップで、年収と働き方を変える可能性があります。
Q5: 親子留学や教育移住は現実的な選択肢ですか?
A: 現地の私立学校では年間15-20万円程度で英語による教育を受けることができ、日本の教育費の1/10-1/20という圧倒的なコストメリットがあります。ただし、日本とは教育システムが異なるため、まず短期の親子留学で現地環境を確認し、段階的に移住を検討することをお勧めします。子どもの適応には言語面での準備が重要です。
Q6: 留学費用を抑える方法はありますか?
A: 複数人部屋の選択、オフシーズンの留学、長期割引の活用などで費用を抑えることができます。また、現地での生活費は工夫次第で月3-5万円程度に抑えることも可能です。ただし、極端な費用削減は学習環境や安全面に影響する可能性があるため、バランスを考慮することが重要です。
Q7: 留学前にどの程度の英語力が必要ですか?
A: 基本的には中学レベルの英語力があれば留学可能です。完全初心者の場合でも、日本人スタッフのサポートがある学校であれば問題ありません。ただし、事前に基本的な挨拶や自己紹介ができる程度の準備をしておくと、現地での学習がスムーズに進みます。重要なのは英語力よりも学習意欲と積極性です。
まとめ
セブ島留学における日本人の実情は、学校選択や時期、個人の取り組み方によって大きく左右されます。日本人比率が高い環境にもメリットがあり、特に初心者や親子留学では安心して学習をスタートできる重要な要素となります。
重要なのは、単なる語学留学で終わらせるのではなく、その先の人生設計まで見据えた戦略的なアプローチです。フィリピンの経済成長と若い人口構成、日本の1/10-1/20という圧倒的なコストメリットを活かし、語学習得から海外インターン、現地就職まで、段階的なキャリア形成を描くことができます。
現地10年在住者の知見と実際の体験談からも明らかなように、適切な準備と心構えがあれば、セブ島留学は人生を変える貴重な機会となります。日本のレールから外れそうになったとき、世界側の選択肢を一緒に探せる場所として、フィリピン留学村は皆さんの挑戦をサポートいたします。
まずは短期留学で現地環境を体験し、中期滞在で具体的な可能性を探り、長期的な人生設計につなげる。そんな段階的なアプローチで、あなたの「第二の人生設計」を一緒に描いてみませんか。




