マレーシアに子どもと移り住み、学校に通わせるときにかかる費用を、インターナショナルスクールの学費、子どもの学生パスと保護者のパス、MM2H の条件に分けて紹介します。
マレーシア教育移住の費用の答え
- インターナショナルスクールの年の授業料は、学校と学年で大きく違います。
例えば Taylor’s International School は RM19,830〜57,240(2027年)、The International School of Kuala Lumpur は RM70,200〜143,400(2026-2027年度)です。 - 1人1年 RM60,000 を超える学費には、6% のサービス税がかかります(2025年7月1日から)。
- 子どもの学生パスは RM60、付き添う保護者のパスは RM90 です。
保護者のパスでは、マレーシアで働けません(2026年10月現在)。
マレーシア教育移住の費用の内訳(学費・税・パス)
インターナショナルスクールの学費(年の授業料)
学費は学校ごとに決まっていて、同じ学校でも学年が上がるほど高くなります。
3校の料金表の、いちばん下の学年といちばん上の学年の年の授業料です。
| 学校(年度) | いちばん下の学年 | いちばん上の学年 |
|---|---|---|
| Taylor’s International School(2027年) | Nursery & Reception RM19,830 | Year 10-11 RM57,240 |
| Garden International School(2026/27年度) | Nursery RM52,440 | Years 10〜13 RM126,870 |
| The International School of Kuala Lumpur(2026-2027年度) | Prep Reception RM70,200 | Grade 9-12 RM143,400 |
Taylor’s International School と Garden International School の額は、サービス税を含みません。
Taylor’s International School の授業料には、制服・スクールバス・昼食・課外活動・校外学習・試験・端末の費用は含まれません。
学費にかかるサービス税(年 RM60,000 を超えると 6%)
マレーシア関税局のサービス税の案内(教育)によると、インターナショナルスクールなどの学費が1人1年 RM60,000 を超えると、2025年7月1日から 6% のサービス税がかかります。
年の授業料だけで見ると、上の表では Garden International School の Reception から上の学年と、The International School of Kuala Lumpur のすべての学年が RM60,000 を超えます。
子どもの学生パスと保護者のパスの料金
| パス | 対象 | 料金 |
|---|---|---|
| 学生パス | 3歳以上の子ども(就学前から) | RM60 |
| 保護者の社会訪問パス | 学生パスを持つ子どもの保護者 | RM90 |
マレーシア入国管理局の学生パスのページでは、保護者になれるのは実の親・法定後見人・養親・祖父母などです。
申し込みには、残りが18か月以上あるパスポートと、12か月以上の健康保険が要ります。
ビザの料金は、国によって違います。
子どもとマレーシアに住むビザ(学生パス・保護者のパス・MM2H)
学生パス(3歳から)
学生パスは、マレーシアで学ぶ3歳以上の外国人の子どもに出るパスです。
インターナショナルスクールに通う場合は、学校の代表者か保護者が、学校のある地域の入国管理局に申し込みます。
保護者のパス(保護者は働けない)
学生パスを持つ子どもに付き添う保護者には、社会訪問パス(RM90)が出ます。
このパスでは、働くことも事業をすることもできません。
MM2H(Silver・Gold・Platinum)の条件
MM2H は、マレーシアに長く住むための観光・芸術・文化省の制度で、Silver・Gold・Platinum などの区分があります(2026年10月現在)。
| 区分 | お金の条件 | パスの期間 |
|---|---|---|
| Silver | 定期預金 USD15万 家の購入 RM60万以上 参加費 RM1,000 | 5年 |
| Gold | 定期預金 USD50万 家の購入 RM100万以上 参加費 RM3,000 | 15年 |
| Platinum | 定期預金 USD100万 家の購入 RM200万以上 参加費 RM200,000 | 20年 |
どの区分も、1年に合わせて90日以上マレーシアに滞在することが条件です。
Silver では、買った家を10年間売れず、MM2H のパスで働くことはできません。
Silver では、21歳未満の子どもを家族として連れて行け、子どもは学校に通えます。
条件はMM2H のページで見られます。
マレーシアで働くなら(就労パスの最低月給)
外国人がマレーシアで働く就労パス(Employment Pass)は、2026年6月1日から最低の基本給が上がりました。
区分 III は月 RM5,000〜9,999、区分 II は RM10,000〜19,999、区分 I は RM20,000 以上です(マレーシア入国管理局の就労パスの案内)。
マレーシア統計局の調査では、2025年のマレーシア国民の月給の中央値は RM2,940 です。
マレーシア教育移住に必要な年収は?(保護者は働けない)
保護者のパスでは現地で働けない
子どもに付き添う保護者のパスでは働けないため、学費と暮らしの費用は、日本での収入や蓄えでまかなうことになります。
現地で働いて暮らすなら、就労パスの最低月給の条件を満たす仕事が要ります。
学費とパスの費用から考える
必要な年収は、子どもの人数・学校・学年・住む場所で変わります。
まず、上の表の年の授業料に、RM60,000 を超える分のサービス税と、学生パス・保護者のパスの料金を足して、学費とパスにかかる額を出してください。
マレーシア教育移住の前にフィリピンで親子留学(AIAP)

AIAP の親子留学
フィリピンのタガイタイにあるAIAPでは、親子留学ができます。
付き添いの親の授業を減らすことや、宿泊だけにすることもできます。
乳幼児はベビーシッターに預けられます(別料金)。
現地の私立校(Tagaytay Christian Academy)への入学支援

AIAP は、提携する現地の私立校(幼稚園から高校)の Tagaytay Christian Academy に通うための入学支援をしていて、費用は通常の留学に5万円を足した額です。
子どもは Tagaytay Christian Academy、保護者はチルチルハウスで学ぶ現地校体験プランもあります。
くわしくはAIAP の親子留学と教育移住の案内で見られます。
マレーシア教育移住の費用のよくある質問
Q1. マレーシア教育移住の費用はいくらですか?
A. インターナショナルスクールの年の授業料は、上の表の3校で RM19,830〜143,400 です(2026年10月現在)。
1人1年 RM60,000 を超える学費には 6% のサービス税がかかり、ほかに学生パス(RM60)と保護者のパス(RM90)の料金がかかります。
Q2. 子どもは何歳から学生パスを取れますか?
A. 3歳以上です。
就学前から大学まで、マレーシアで学ぶ外国人の子どもが対象です。
Q3. 付き添う保護者はマレーシアで働けますか?
A. 保護者の社会訪問パスでは働けません。
働くには就労パスが要り、2026年6月1日からは最低の基本給が月 RM5,000 以上です。
Q4. MM2H の条件は?
A. Silver は、定期預金 USD15万・RM60万以上の家の購入・参加費 RM1,000 で、パスの期間は5年です。
どの区分も1年に90日以上の滞在が条件です(2026年10月現在)。
Q5. インターナショナルスクールの学費に税金はかかりますか?
A. 1人1年 RM60,000 を超える学費には、2025年7月1日から 6% のサービス税がかかります。
Q6. 日本に帰ったら、子どもはどの学校に入りますか?
A. 文部科学省の説明では、帰国した時点から就学の義務があり、住所地の教育委員会が入る学校と編入の日を知らせます。
原則として、年齢に応じた学年に編入します。





