はじめに

「フィリピンに1年間留学したいけれど、費用はどのくらいかかるの?」「1年間でどれだけ英語力が伸びるの?」——そんな疑問を持ちながらも、なかなか一歩を踏み出せずにいる方は多いのではないでしょうか。
フィリピン留学は短期のイメージが強いですが、実は1年という期間を戦略的に使うことで、英語力の習得だけでなく、年収と働き方を根本から変えるキャリアの転換点にできる留学先です。
この記事では、1年間のフィリピン留学にかかる費用の内訳から、英語力の伸び方、ビザ手続きの注意点、さらには「語学留学で終わらせない」次のキャリアステップまでを徹底解説します。
フィリピン留学村がリアルな情報をお届けします。
厳選16校を目的・エリア・費用で比べるときは、フィリピン留学の学校選びのページが使えます。
1年間のフィリピン留学にかかる費用の総額

1年間のフィリピン留学にかかる費用の総額は、約230〜360万円が相場です。
学校の種類や部屋タイプ、渡航時期によって大きく変わります。
以下にざっくりとした期間別の費用比較を示します。
| 留学期間 | 費用目安(総額) | 備考 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | 約25〜45万円 | 航空券の比率が高め |
| 3ヶ月 | 約80〜100万円 | ビザ延長費が発生 |
| 半年(6ヶ月) | 約120〜180万円 | ACR-Iカード取得が必要 |
| 1年間(12ヶ月) | 約230〜360万円 | 長期割引が適用される場合あり |
欧米(アメリカ・カナダ)への1年留学が400〜530万円程度かかることを考えると、フィリピン留学は同じ英語環境で約100〜200万円以上コストを抑えられる計算になります。
費用の内訳を徹底解説

学費・寮費(最大の支出)
語学学校の授業料と寮費(食事付き)が費用の中心です。
1ヶ月あたりの学費+寮費の相場は約12〜25万円。
フィリピンの語学学校では、授業料に1日3食付きの寮費が含まれているパッケージプランが一般的なため、欧米留学のように別途生活費を用意する必要がほとんどありません。
1日6〜10コマのマンツーマン授業を受けられるスパルタ式の学校では、3ヶ月で約600時間の学習時間を確保できます。
欧米のグループ授業(3ヶ月で約336時間)と比較すると、学習時間密度が圧倒的に高いことが分かります。
航空券代
日本からフィリピンへの往復航空券は、通常期で約5〜8万円、繁忙期(夏休み・年末年始)は10〜15万円以上になることもあります。
LCCのセールを狙えば往復3〜6万円に抑えることも可能です。
1年間の留学では途中一時帰国を想定して、往復×2回分を予算に組み込んでおくと安心です。
ビザ・手続き費用(見落としがちな費用)
長期滞在には複数の手続き費用が発生します。
予算オーバーの原因になりやすいため、事前に把握しておきましょう。
| 費用項目 | 金額目安 | 備考 |
|---|---|---|
| SSP(特別就学許可証) | 約18,000〜21,000円 | 6ヶ月有効・全員必須 |
| ACR-Iカード(外国人登録証) | 約8,000〜14,000円 | 滞在60日超で必要 |
| ビザ延長費 | 約12,000円〜(30日ごと) | 複数回発生 |
| ECC-A(出国許可証) | 約1,500円〜(500ペソ前後) | 観光ビザで6ヶ月以上「連続」滞在した場合に必要 |
| 年次報告(Annual Report) | 約800円 | ACR-I保持者は毎年1〜3月に報告義務 |
1年間の滞在では、これらの手続き費用が合計で約5〜10万円追加で発生します。
総額の10〜15%を予備費として確保しておくことを強くおすすめします。
また、1年先の航空券は出発時点では購入できないため、「捨てチケット」(実際には使わない帰国便)を入国時に用意し、後日改めて本来の帰国便を購入するという対応が必要です。
この点もコスト計算に含めておきましょう。
※ECC-Aは「連続6ヶ月以上」の滞在が対象です。
途中で一度フィリピン国外へ出国していれば、通算6ヶ月を超えていても取得は不要です。
また、出国の3日(72時間)前までに取得しておく必要があり、未取得のまま空港へ行くと搭乗できません。
手続きは移民局(BI)の各オフィスで行います。
最新の要件は必ずフィリピン移民局の公式サイトでご確認ください。
1年間で英語力はどれくらい伸びるのか

学習時間と英語力の関係
フィリピン留学の最大の強みは、マンツーマン授業による圧倒的な発話量です。
欧米の語学学校では1クラス15〜20名のグループ授業が主流ですが、フィリピンでは1対1の授業が基本。
1日の大半をスピーキングの練習に充てられます。
目安として:
- 初心者が3ヶ月スパルタ校に通うと、約600時間の学習時間を確保でき、日常会話レベルに到達
- 中級者が半年通うと、TOEIC800点レベルを目指せる
- 1年間継続すると、ビジネス英語・試験対策まで対応できる総合的な英語力が身につく
1年間の学習プランの組み方
1年間をただ同じ学校に通い続けるより、目的別にフェーズを分けて設計することが成果を最大化するコツです。
推奨モデルプラン(キャリア転換を目指す社会人向け):
- 前半6ヶ月:一般英語コース+TOEICスコアアップを目指す基礎固め
- 後半6ヶ月:ビジネス英語コース+インターンシップ・就職準備
このプランで、TOEIC650〜700点以上を獲得できれば、フィリピン現地の日系企業や外資系企業への就職が現実的な選択肢になってきます。
1年間留学のメリットとデメリット

メリット
- 英語力の質的変化:日常会話から専門的なビジネス英語まで対応できるレベルに到達できる
- 費用対効果の高さ:欧米留学と比較して100〜200万円以上コストを抑えながら、同等以上の英語学習時間を確保できる
- 長期割引の活用:学校によっては「24週間以上の申込みで4週間分授業料無料」などのキャンペーンが適用される
- 東南アジアビジネスの拠点化:フィリピンは平均年齢24歳という若い人口構成を持つ成長市場。
現地での人脈形成がそのままビジネスチャンスに直結する
デメリット・注意点
- 長期になるほどビザ手続きが複雑化:半年以上の滞在では複数の書類申請が必要になり、費用もかさむ
- モチベーション維持の難しさ:1年という長丁場では「中だるみ」が起きやすい。
具体的な目標設定が必須 - フィリピン英語はネイティブ英語ではない:第二言語としての英語環境のため、純粋なネイティブスピーカーとの会話に慣れたい場合は2カ国留学を検討する価値がある
- 日本と比べすぎることが失敗の原因:現地10年以上の在住者が口を揃えて言うのが「日本基準で考えるとフィリピン生活に不満が溜まる」という点。
サービスの質や行政手続きのスピードなど、日本との違いを柔軟に受け入れる姿勢が長期滞在成功の鍵になります。
「語学留学で終わらせない」ためのキャリア設計
フィリピン留学村が最も大切にしているのは、英語の勉強で終わらせないという視点です。
1年間という時間を、年収と働き方を変えるための戦略的な投資として使うことができます。
ステップ1:語学力の土台をつくる(1〜6ヶ月目)
まず確実にTOEIC650〜700点以上を目指します。
この水準があれば、フィリピン現地の日系企業・外資系企業での就職活動が現実的になります。
おすすめ学校として、セブ島にあるEV English Academyはスパルタ式・セミスパルタ式を選べる環境が整っており、IELTS公式試験会場にも認定されているため、試験対策にも強みがあります。
ビジネス英語を見据えた基礎固めに適しています。
クラークエリアのCIP ENGLISH ACADEMYには、1日10〜11コマのスパルタのコースがあります(2026年9月現在)。
ステップ2:ビジネス英語・専門スキルを磨く(7〜9ヶ月目)
基礎英語力が固まったら、ビジネス英語コースやIELTS対策コースに切り替えます。
プレゼンテーション、交渉、会議進行、ビジネスメール作成など、実際の職場で使えるスキルを習得します。
Cebu Blue Ocean Academyはセブ島のリゾートエリアにあり、ビジネス英語のコース(Business)がある学校です。
ステップ3:インターン・就職活動へ(10〜12ヶ月目)
1年の後半では、フィリピン現地でのインターンシップや就職活動に踏み出すことを視野に入れましょう。
フィリピンには多くの日系企業が進出しており、英語力+現地経験を持つ日本人材へのニーズは高まっています。
また、フィリピンでの就職経験を足がかりに、他の東南アジア諸国や外資系企業への転職につなげるキャリアパスも現実的です。
フィリピン留学村では、語学学校選びだけでなく、フィリピン就職・2カ国留学・外資転職まで、あなたに合った「次の3ステップ」を一緒に描くサポートを行っています。
費用を賢く抑える5つのポイント
- 多人数部屋(4人部屋)を選ぶ:個室や2人部屋と比べて寮費を大幅に節約できる
- 閑散期(6月・10月〜12月)に渡航する:航空券代が繁忙期の半額以下になることもある
- LCCを活用する:セブパシフィックなどのLCCセールを狙えば往復3〜6万円も可能
- 長期割引・キャンペーンを確認する:24週間以上の申込みで授業料割引が適用される学校もある
- 保険は「1年対応」の海外留学保険で見積もる:クレジットカード付帯の海外旅行保険は多くが最長90日のため、1年留学では別途、長期対応の留学保険(年間10〜20万円程度)を検討することになります。
渡航前に複数社を比較しておくと数万円単位で差が出ます
よくある質問(FAQ)
Q1. フィリピンに1年間留学するのに必要なビザは?
フィリピンへの入国は観光ビザ(無査証)で30日間滞在できます。
それ以降は現地でのビザ延長手続きが必要です。
また、語学学校に通う場合はSSP(特別就学許可証)の取得が必要で、6ヶ月有効です。
1年間の滞在では、SSPの再申請やACR-Iカード(外国人登録証)の取得、ECC-B(出国許可証)の手続きなど複数の手続きが発生します。
手続きの煩雑さを避けたい方は、エージェントのサポートを活用することをおすすめします。
Q2. 1年間フィリピンに留学しても英語はネイティブレベルにならないのでは?
フィリピン英語は第二言語ですが、それは学習上のデメリットにはなりません。
むしろ「英語を第二言語として習得した経験を持つ講師」だからこそ、日本人学習者がつまずきやすいポイントを的確に指導できます。
ネイティブ英語に慣れたい場合は、フィリピンで基礎を固めてから欧米圏でのワーキングホリデー(18〜30歳対象)や学生ビザでの留学に進む「2カ国留学」という選択肢もあります。
Q3. 1年間の費用を安く抑えるにはどうすればよいですか?
多人数部屋を選ぶ、LCCを活用する、閑散期に渡航する、長期割引を活用するなどの方法があります。
また、学校によっては円建てで固定レートを設定しているところもあり、円安の影響を受けにくいという利点があります。
フィリピン留学村では、予算に合わせた最適なプランを無料でご提案しています。
Q4. 30代・40代でも1年間のフィリピン留学は現実的ですか?
十分に現実的です。
フィリピン留学村に相談される方の多くは30〜40代の社会人です。
会社を辞めて留学する方もいれば、長期休暇を活用して半年間留学し、帰国後に転職活動をする方もいます。
「まず短期で体験してから決める」という段階的なアプローチも可能です。
Q5. フィリピン留学後にワーキングホリデーに行くことはできますか?
ワーキングホリデービザは30歳まで(国によっては25歳まで)が対象です。
フィリピンで基礎英語力を固めてから、オーストラリア・カナダ・ニュージーランドなどのワーホリに挑戦するという「2カ国留学」は非常に有効な戦略です。
ただし、年齢制限を超えた場合は学生ビザや就労ビザでの渡航を検討する必要があります。
フィリピン留学村では、年齢や目標に合わせた最適なルートを一緒に設計します。
Q6. フィリピン留学村に相談するとどんなサポートが受けられますか?
フィリピン留学村では、語学学校選びから渡航手続き、現地生活のサポート、さらには帰国後のキャリア相談まで一貫してサポートしています。
メール相談→Zoom面談という流れで、あなたの目標・予算・期間に合わせた個別プランを無料でご提案します。
「英語の勉強で終わらせない」ための人生設計パートナーとして、次の3ステップを一緒に描きます。
Q7. フィリピンはどのエリアで留学するのが良いですか?
目的によって最適なエリアが異なります。
マンツーマン授業を徹底的に受けたい方にはセブ島やクラークエリアが人気です。
都市機能と学習環境のバランスを求める方にはマニラ・タガイタイが適しています。
リゾート環境の中で英語を学びたい方にはBoracay CoCo Englishがあるボラカイ島という選択肢もあります。
フィリピン留学村では、あなたの目標に合わせたエリア・学校選びをトータルでサポートします。
まとめ
1年間のフィリピン留学は、費用総額230〜360万円という欧米留学より大幅に低いコストで、圧倒的な学習時間とビジネス英語力を身につけられる選択肢です。
しかし、最も大切なのは「語学留学で終わらせない」という視点です。
フィリピン留学村では、語学学校選びだけでなく、語学×インターン×就職支援という3つのステップを組み合わせた人生設計をご提案しています。
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